WorldWetherDesk / 利用ガイド
地図とタイムラインを、誤解なく読むために
本サービスは複数の情報源を同じ画面に重ねる可視化ツールです。便利な一方、数字や色だけを見ると、期間の違いやデータ取得の遅れを見落とすことがあります。このガイドでは、実装に沿った読み取り手順と、画面からは判断できないことを説明します。
編集:WorldWetherDesk運営 / 更新:。本ページは独自の利用解説であり、公的機関の警報・避難情報ではありません。表示仕様が変わった場合は内容を見直します。
① イベント数を読む前に、期間・条件・時刻をそろえる
画面上部のイベント数は、そのとき選択されている表示条件に依存します。別の日や別のスクリーンショットと比べるときは、まず期間ボタン、最小マグニチュード、履歴の日付をそろえます。「件数が減った」という変化は、自然現象の変化だけでなく、期間窓から古いイベントが外れたことでも生じます。
例えば、同じ時刻でも「過去1時間」と「過去24時間」の件数は異なります。最小規模の条件を変更した場合も同様です。比較メモには、表示した日時、期間、最小規模、選択したレイヤーを一緒に残してください。条件を記録しておくと、後から表示の違いを再現しやすくなります。
イベントの発生時刻と、本サービスがその情報を取得した時刻は同じではありません。取得元の速報情報が後で更新される場合や、ネットワークの応答が遅れる場合もあります。個別マーカーを選んで時刻・場所・深さを確認し、地震の詳細は画面内のUSGSリンクで照合します。
確認する順番
- 期間と規模の条件を記録する。
- 履歴を見ているか、現在の表示かを確認する。
- 気になるマーカーを選び、発生時刻と情報源を読む。
- 取得失敗や表示対象の不足を、現象が存在しない証拠にしない。
件数だけから被害、危険の程度、今後の活動を予測することはできません。本サービスの集計は公的な統計表や警報の代わりにはなりません。
② タイムラインは「同じ時点の完全な記録」ではない
地震、警報、台風などは、取得元の発表間隔や記録方式が異なります。同じタイムライン位置に並んでも、すべてがその瞬間に新しく測定されたことを意味しません。履歴は取得できた記録と各レイヤーの表示処理から組み立てられます。
履歴再生では現在画面とは別の保持・表示ルールが使われる場合があります。特に過去の警報色は、直後の変化を読みやすくするため、解除後も表示処理により残ることがあります。過去の地図の色だけで「今も警報が続いている」と判断せず、現在モードへ戻り、個別の発表時刻と公的機関の最新情報を確認します。
比較するときは、まずレイヤーを一つだけ表示し、時刻を動かして位置と情報を確認します。その後、もう一つを重ねると、どの現象の記号なのかを取り違えにくくなります。データがない時点では、期間を変えて確かめても、取得されていない記録を復元できるとは限りません。
地震の円と噴火や気象の記号が近くにあることは、位置や時間が重なって表示されたという事実にとどまります。この地図には原因と結果を検証する機能はありません。近接や同時表示を因果関係の証拠として扱わないでください。
履歴を共有するときのメモ例
「履歴の日付/再生位置/表示レイヤー/期間と規模条件/確認した情報源」を添えると、現在画面との混同を防ぎやすくなります。画面の見た目だけでなく条件を共有することが、このツールを比較に使う際の基本です。
③ 取得元の事実と、地図側の表現を分けて読む
地震の場所・規模・深さなどの取得元データと、円の色・大きさ・レイヤーの表示範囲など本サービス側の表現は別物です。地図上の強調は比較を助ける表示であり、公的な危険度区分や被害予測を新たに発表しているわけではありません。
火山レイヤーも、取得元が提供する噴火イベントの可視化です。世界の全活火山の活動状況を網羅した一覧ではありません。記号がない場所について「活動していない」と結論づけることはできません。
雨・雷の可能性・風・気温・台風の表示については、観測、予報、推定の情報を混同しないことが重要です。台風周辺の推定影響円など、本サービスが見やすさのために生成する表現もあります。色の範囲を、そのまま公的な警報区域や確定した影響範囲として扱わないでください。
月相や流星群の表示は観測計画の参考情報です。月明かり、雲量、地点による見え方は別の条件として確認します。カレンダーにイベントが載っていても、選択地点から必ず見られることを保証するものではありません。
表示がおかしいと感じたら
現在と履歴の切替、期間とレイヤーの選択を確認し、個別カードの時刻と情報源を照合してください。情報源にはあるのに本サービスにない場合は、取得遅延や表示の問題として扱います。安全に関する最新情報は各地域の公的機関で確認してください。
情報源と編集の根拠
本ガイドは運営側の表示実装と上記の情報源を区別して説明しています。専門家による危険度評価を装うものではありません。ガイド内に広告は配信せず、審査対応だけを目的とした自動生成ページの量産も行いません。